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ルッカの郷土料理のみのレストラン IL MECENATE A LUCCA

今年もルッカのコミックスフェアへ行ってきました。
ゲストのお世話をする、という事は、ルッカコミックスの事務所がゲスト用に予約するレストランを楽しめるという事です。
尤も、ルッカでハズレは無いのですが。

8年前からルッカへ行くようになって、今回初めて行ったレストランがここ。
IL MECENATE A LUCCA (イル・メチェナーテ・ア・ルッカ)

上の写真はメニューの表紙です。この店の入り口の絵が表紙になっています。
TINTORIAーLAVANDERIAと書いてあります。洗濯屋のことです。この店舗が開店した時の看板を職種が変わってもそのまま使ってるのが面白い。

メニュー(第二の皿のページです)
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この店は「伝統的ルッカ料理」を売り物にしてます。
グローバルが広がり、世界各地のスパイスを駆使した「シェフの創作料理」を売りにする店が増えている中、なんだか地に足を着けたこだわりが小気味良く感じました。

二枚続きの下の写真はメニューの1ページ目。材料をどこから仕入れているかのリストです。野菜、チーズ、ワイン、パスタ、どれもルッカとその近郊の家庭規模の、つまり手作りの農家、酪農家ばかりだそうです。

第一の皿(炭水化物)
ペンネッテのズッキーニとイノシシ
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メニューに無い料理。ズッキーニはあまり主張が強くないのでどんな材料とも共存できます。今年は気候が良くて、夏野菜のズッキーニも結構遅くまでできて、農家からの採れたてズッキーニでした。
ルッカはトスカーナの一部、狩が盛んでシビエは郷土料理です。

I testaroli di Pontremoli con olio nuovo e pecorino di Castelvecchio di Compito
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料理名は材料とその原産地の名前の羅列なので訳しても意味が無いので解説をここに書きます。
最初の「I testaroli di Pontremoli」、testaroliテスタローリはルッカの郷土料理のパスタの名前です。元は古代ローマと言う話もあるそうです。Pontremoliはピエモンテ州との境にある地名です。
小麦粉を水で練ったものを、特殊な鍋状のもので熱した円形の、サルデーニャのパンやアラブのパンに似た形状をしてます。この店では今や二軒しか無くなってしまったと言う昔ながらの方式で作る所から仕入れています。

↓その作業風景の動画


料理名の後半「pecorino di Castelvecchio di Compito」、pecorino はヒツジのチーズ、 Castelvecchio di Compitoは地名です。

テスタローリを茹で、生のオリーブオイルとヒツジのチーズを粗く削ったものをかけるだけ、と言う簡単料理です。
簡単料理は材料の味が命。
美味しかったです。

第二の皿(タンパク質)
イタリア式の食べ方ではこの第二の皿に添えの野菜を取るのが普通です。この店では、第二の皿にタンパク質と添えの野菜を一緒につけるメニューを用意してます。もちろん、この他に野菜を取りたければメニューにあります。

日本人ゲスト二人と来たので、ここは三種類とってシェアしました。
STRACOTTO DI MANZO AL VINO ROSSO DELLE COLLINE LUCCHESI CON PUREA DI PATATE
牛肉のルッカの丘の赤ワイン煮込み、ジャガイモのピュレ添え

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料理の名前だけで食べたくなりませんか?
グツグツと煮た牛肉は柔らかく赤ワインが染みて美味しい。ジャガイモって美味しいのはほんとに美味しいですよね。それのピュレと牛はよく合います。

CONIGLIO NOSTRANE ARROSTO MARINATO ALLE ERBE AROMATICHE, CON FAGIOLO MALATO DELLA LUCCHESIA
地元ウサギのローストの薬味マリネ、ルッカの病豆

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「病豆」は直訳です。赤いから病なのでしょうか。

PICCIONE ARROSTO IN LETTO DI INSALATA
鳩のロースト、サラダ床
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シビエが得意な場所柄なので、ゲストに味見をしてもらおうと珍しいであろう鳩を注文しました。
珍しすぎてあまり食べる気になれなかった様で、失敗。主に私が食べました。
ただ、鳩は鶏と違って脂肪分が少ないのでパサパサ気味で、実はあまり好きでは無いのです。

次回は、テスタローリと牛肉の赤ワイン煮で行こうと思います。

写真に撮りませんでしたが、お供はもちろんルッカの赤ワインです。



IL MECENATE A LUCCA
Via del Fosso, 94 - 55100, Lucca (LU)
Tel.: 0583 511861

テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

ローマでティーラミ・スー、ローマで魚料理

ティラミスというイタリアのお菓子刃すでに日本でも有名ですね。
(実際の発音は「ティーラミ・スー」です。「私を立ち上がるのを助けて」という意味です。イタリアで「ティラミス」と発音するとわかってもらえませんのでご注意)

1960年からティーラミ・スーとして有名になったのがこちら。
POMPI(クリックでサイト)
ポンピさんです。
ローマに5店舗、ロンドンに1店舗あります。

私が行ったのはこちら、バチカンにほど近い場所にあります。
POMPI Cola di Rienzo(クリックでサイト)

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ティーラミ・スー

お店には色んな種類のティーラミ・スーがあります。
私は手前のいちごのティーラミ・スー、連れはクラシックのティーラミ・スー。
どちらも美味しかったです。持ち帰りもできますし、店内で食べることもできます。

ローマでイカスミ
連れがどうしてもイカスミスパゲッティを食べたい、と言うので、ネットで日曜でも開いてて、かつイカスミがある店を探して…
見つけました。

「クルード・コット・マンジャート(生、煮た、食べた)」
住所:(クリックでグーグル・マップが開きます)Via dei Fulbi 65 Roma
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ローマ旧市街から外れた一般住宅街にあります。

魚介料理専門のレストランで、店名の「クルード(生)」は生魚介も提供するという意味です。

前菜

ムール貝の前菜
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ムール貝をオリーブオイルとにんにくと唐辛子をいれたフライパンで火を通します。貝から出汁がたくさん出てスープ状になります。
パンをちょっと焼いてブルスケッタにして添えています。これをスープに浸して食べるといくらでも入っちゃいます。

第一の皿

ブッラータのラビオリにパセリのフライ、鰯のマリネとボッタルガ乗せ
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パセリのフライと組み合わせるのがみそですね。美味しかった。

イカスミにはしゃぐ連れ
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ここではスパゲッティではなく、トンナレッリという卵で練った四角い切り口の長いパスタに合わせます。

デザート二種
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伝票
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第一の皿が二皿、サラダ、温野菜、ムール貝、生牡蠣三個、グラスワイン1,水1.デザートはごちそうしてくれちゃって、計56ユーロ。
約7千円でした。
質を考えると安い部類に入ります。
ぜひ、また行きたい店です。

名刺の裏。
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レストラン内で撮影した写真をFACEBOOKに上げてレストランのタグをつけたら5%引きだそうです。
レストランのFACEBOOK
Crudo,Cotto Mangiato

テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

ベネツィア最高級レストランでお食事

ベネツィアの最高級ホテル、ダニエリをご存知ですか?ベネツィア映画祭で有名俳優が宿泊するところです。
そのホテル内レストラン・・テラッツァで食事をしてきました。
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(写真はダニエリのホームページから拝借)

突き出し

最近、高級レストランでは日本の料亭の真似か「突き出し」を出すところが多くなったようです。
「突き出し」とは言わずに「シェフからのご挨拶」みたいな言い方をします。

これは羊のカッテージチーズにレモン汁を加えてクリーム状にしたものを小麦粉を練ったもので貝の形に包んで揚げたもの。レモンの香りが程よく、さわやかな食事の始まりとなりました。


第1の皿(炭水化物)
メカジキ、アッケシソウ、トビウオ卵(たぶん)のリゾット。
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エビのスパゲッティ・アマトリチャーナ、アッケシソウ添え
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アマトリチャーナはベーコン(本当は豚頰肉の「グアンチャーレ」)とトマトのローマ料理ですが、ここにエビを加え、トマトをソースにするのではなく、新鮮な熟したものを軽く火を通して酸味を残してエビの甘さとハーモニーを作ります。

注文の品を見ておわかりのように、ここには二人で行きました。
せっかく行ったからどちらも味見してみたい。でも、高級レストランのテーブル上をお皿が飛び交うのはエレガントではありません。
お客さんが少なかったので、大丈夫かな、と思い、給仕さんに「お皿が飛び交っても見て見ぬ振りをしてくださいね」と言ったら、その人はにっこり笑って「大丈夫ですよ」。でももう一人、気を利かせて「お二人で分けて召し上がりたいですか?」と聞いてくれて空のお皿4枚を乗せたワゴンを持ってきて、ちゃんと綺麗に取り分けてくれました。
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最初からそうしてもらうのはちょっと難しいと思います。シェフは一人分の量を材料を、見栄えのいいように一枚のお皿に盛り付け、そこまでが一つの「作品」になるからです。


第二の皿(タンパク質)は飛ばして…

付け合わせ
季節の野菜ミックスグリル
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ウイキョウ、ナス、ズッキーニ、ピーマンのグリルです。

デザート
ババのラム漬けのカタルーニャ風スプーマ床、森の果物添え、生姜のアイスクリーム
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「ババ」はナポリのお菓子でふかふかのスポンジケーキにたっぷりリキュールを染み込ませたものです。
それに「スプーマ(食品にガスを注入してムースのようにしたもの)を合わせたのが新しい。

↓こちらが生姜のアイスクリーム。
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ババの甘ったるさをキリッと引き締めてくれます。

三種のチョコのババロア、カルティッツェ(プロセッコの品名)のゼラチンと桃添え
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どれもこれも美味しかったです。
でも、なんでヨーロッパのレストランのメニューって材料の名前のられつなんでしょ。もっとも、オリジナルな名前をつけても内容が逆にわかりませんね。

サン・ジョルジョ島をバックに。
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ちなみに、ここを予約した時、確認メールに「ドレスコードはelegantでお願いします」とあって、ちょっと焦りました。なにしろ、そういう生活をしてないので。たまたまオンラインで買ってあったワンピースにアクセサリーを買い添え、写真に写ってませんが、若干のヒールサンダルで「エレガント」に応えました。
買い揃えた一式を利用するために、またちょっといいレストランに行きたいな。

ちなみにラ・テラッツァは前菜と第1の皿が4千円前後、第二の皿が魚、肉共に7千円前後、デザートが3千円前後です。

高級体験を完璧にしたければ、駅からあるいは空港から、水上タクシーでホテルまで乗り付けるのをお勧めします。
一行程1万5千円くらい。

私たちは水上バスのバポレットで行きました。
↓切符の裏表。75分有効で7,50ユーロ。よく値段が変わるせいか、切符に値段が書いてありません。

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テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

ぺスケリア・セレネッテ(pescheriaserenette)キャンプ場のもてなし、高級レストランの味

我が家はローマの郊外の海に近い小さな市です。
小さいからと言って美味しいものが食べられないわけではありません。

魚屋、フライ屋
と、店の看板に書いてあります。「セレネッテ」という店名がどこにもないのが不思議といえば不思議です。何屋さんなのかわかればいいと言うことなのでしょう。


レストランなのに魚屋?
そうなんです。ここは元々は鮮魚を売る店でした。それをレストランにしたわけです。当然、魚介専門のレストランです。

メニュー
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メニューはキッチンの入り口の上にある黒板に書いてあります。仕入れたものによってメニューが変わることがあるわけです。
パスタの類は7ユーロ、約900円。魚料理で一皿900円はかなり安い値段です。

ワイン
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旦那が得意そうにワインの瓶の後ろでポーズを取っています。
ナポリにほど近いベネベント産の白ワインです。

アルタ・クリレム
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このワインの伝説が書いてあります。
マッサ・ディ・ファキーノの高台(ALTA)では葡萄が天にも届けとばかりに実っていた。若い農夫が葡萄の取り入れに疲れて地面に横たわって眠ってしまった。
睡眠が深くなった時、学者が「REM」と呼ぶ段階の時、キリストが現れた。キリストは優しく農夫の頭を撫でた。
農夫が目を覚ますと、葡萄は全て刈り入れが済み、籠はどれもいっぱいになっていた。
その葡萄からできたワインは至極だった。
私どもは三代に渡ってこのワインを作っています。そして、この伝説を取り入れてALTA CRIREMとこのワインを呼ぶことにしました。」


ウンチクはともかく、大事な段階に突入します。

パスタ
スパゲッティ・ボンゴレ
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嬉しくて思わず祈ってしまったわけではありませんが、美味しい食事の前では嬉しくなりますよね。

この投稿のタイトルにある「キャンプ場のもてなし」と言うのは、このように、プラスチックのお皿で提供するからです。テーブルクロスも紙です。
でも、盛りに注目してください。盛りがいいだけではありません。新鮮なアサリで、お皿がテーブルに置かれるとアサリの香りが漂います。

魚介のリゾット
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義妹の注文品です。ムール貝、アサリ、エビをトマトで煮ます。これも盛りがいいですね。


メカジキのスパゲッティ
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息子の注文品。
メカジキをほぐしてニンニクをさっと炒めたフライパンに入れて火を通し、熟した新鮮トマトを小さく切ってこれもさっと火を通します。煮込まないで、新鮮な材料の味を生かす料理法です。

テーブル全景
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この写真で、私もスパゲッティ・ボンゴレを取ったことがわかりますね。
旦那が息子のパスタを盗んでます。
シェアとまで行きませんが、それぞれ、味見をし合いました。
どれも甲乙付け難く、どれを注文しても正解でした。

セコンド(第二の皿)/ミックスフライ
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イワシ、イカ、エビのフライです。
あの盛りですから、パスタだけでお腹がいっぱいになりますが、口寂しいと言うことで定番のミックスフライを一人前取って皆でつつき合いました。
フライの下に敷いてある紙にほとんど脂が染みてませんね。カラッと揚がっていて美味でした。

「ラーメン食べに行こうか」と言う気楽さで美味しい魚料理が食べられて、しあわせです。

Pescheria E friggitoria Serenette
Via Giuseppe Armellini, 00071 Pomezia RM
392 109 0279

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あまり教えたくないフィレンツェのステーキ屋さん

フィレンツェといえば「Bistecca Fiorentina」「フィレンツェ風ビーフステーキ」要はTボーンステーキです。
   これ↓

一人でこの塊を食べるのではなく、仲間内で分けて食べるのが普通。

もっと近寄ってみると…
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(ちなみにこれは650g)

食は食材と仕込みで決まる!
と思うのがお寿司とフィオレンティーナ。まぁ、他の料理もそうかもしれないけれど、言ってしまえば、お寿司とか刺し身って生の魚を切るだけ、ステーキは切り身を焼くだけ。なんたら言うハーブとなんたら言う野菜をよく炒めた上で、ミキサーに掛けて、それを寝かせた後に…などという手間をかけない、ということで、超簡単料理と言えなくもない。
でも、お寿司(生魚)もフィオレンティーナも元の材料の選択が大事。
ステーキは牛肉を使うわけだけど、その牛さんがご生前にどんな環境で何を食べていたのかでまず素材の肉の味が違ってくる。
そして寿司ネタにするため、刺し身にするために三枚におろし、薄く切り分けて行くように、精肉にするために包丁を使う。その使い方で味に差が出てくる。不思議だが本当だ。

昔、友人に「東京で一番美味しいお寿司屋さんだと思う」という小さなお寿司屋さんに連れて行ってもらった。
「ただ切るだけなんて思っていて済みませんでした」と謝りたくなったくらい美味しかった。
その店の経営者でもある寿司職人は三本包丁を持っていた。16寸というのと、小さいのと、中間のもの。小さいのも中間のも実は16寸だったと聞いてびっくり。毎晩、店を閉めた後、丁寧に研ぐのだそうだ。30年研いで16寸は短い包丁になった。まっすぐだった木の柄も手指に合わせてカーブがついていた。15年位のは中間の長さになった…

よい道具と長年の作業で身につけた技で魚の細胞を傷つけずに切り分けるのだ。

精肉も同じ。

フィレンツェ名物なので、フィレンツェ中、どのレストランでもフィオレンティーナがメニューにあります。
フィレンツェを出てもトスカーナ州の都市ならフィオレンティーナを出す店が多いのです。
毎年行くルッカでも同じ。
  で   も     …
フィレンツェのこの店のフィオレンティーナより美味しいフィオレンティーナに出会ったことが無い。

まず一切れ
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お決まりの木のお盆に乗ってステーキはやってくる。
この店では岩塩とルゲッタ(ルーコラのローマ式の呼び方)乗せてくるので、ルゲッタ一片と岩塩少々も一緒に取り分けた。

フィオレンティーナは何と言ってもレア。表面に焼き目が着いて中程は生。この火加減も精肉と同じくらい大事。

Tボーン部分。
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ここも切り取れるだけ切り取って食べた。
(ほぼ)生肉はお腹に溜まらない。総勢6人いたのだけど、大将の「そんなに食べられないでしょ」と店側が持ってきた1キロ200の肉を断ってほぼ半分の650gにしたわけだけど、最初に見せてくれた肉でも十分食べ切れた。

あ、ここでは、最初に給仕さんが人数に合わせて肉の大きさを見繕って焼く前に見せてくれます。
そこで、大きすぎるだの、小さすぎるだの言って好みの量を伝えるわけです。

「この店」
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ゴシック体で読み取りにくいと思いますが、頑張って読み取って、フィレンツェへ行く機会があったらぜひ予約して行ってみてください。
(サイトの文字なら読めますね)

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midoroma

Author:midoroma
中年からでもできるよね、夢の実現。

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