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ルッカで間違いなしのレストラン、ジリオ Ristorante Giglio

以前にも紹介したトスカーナはルッカにあるレストランジリオ(百合)にまたまた行ってきました。
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やっぱり満足度が高いのでもう一度紹介します。(上の画像はジリオのホームページより。店内です。18世紀の建物を使ってまして、当時のフレスコ画の下、高級感も味わえます。)



ジリオの料理の特徴は伝統的なトスカーナ料理に現代のテーストを加えてオリジナル料理にしている事。
「現代のテースト」と伝統料理のバランスが絶妙です。
料理に限らず、ヨーロッパでは様々な分野で日本文化の影響をこぞって取り入れています。「現代的なテースト」が日本伝統文化というところがくすぐったいところです。

ジリオではその「現代的テースト」である日本文化を隠し味(山葵とか)とワビサビ的な器の選択に出ています。

突き出し
「かぼちゃのビロード風」(ZUCCA VELLUTATA)

火を通したかぼちゃを潰して濾してビロードのように滑らかにして味付けをします。
最近、ちょっとしたレストランでは「シェフからのご挨拶」と称していわゆる「突き出し」を出すところがおおくなってきました。なんだかちょっと得した気分です。

お供のワイン。
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RUFFINO、140年前に生まれたトスカーナを代表するワインです。腰があってお肉によく合います。

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第一の皿
トスカーナ風穀物スープ
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トスカーナに来たらこのすーぷをたべなくちゃね。穀物の組み合わせは色々です。
これは大麦とボルレッティ豆という小豆色の親指の爪程度の大きさの豆です。元々は余った野菜と安くて栄養価の高い豆を
使った家庭料理ですから、正確なレシピというのはありません。
この店でも、野菜をみじん切りにしてぐつぐつ煮込み、トマトをいれてぐつぐつ煮込み、すでに茹でた豆と大麦をいれたと思います。ちなみに私が我が家で作る時は、セロリ、にんじん、玉ねぎ、ニンニクのみじん切りを炒めずにぐつぐつ形が無くなるまで煮込みます。

↓アップ
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スープを食べる前にエキストラ・バージン・オリーブオイルを一回しかけます。
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第二の皿
牛のリブの炭火焼
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トスカーナはお肉も美味しい地域です。
付け合わせには小さい玉ねぎの甘酢煮、グリーンサラダにフィノッキオ(ウイキョウ)のスライス。

肉のアップ おいしそうでしょ。
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デザート
パイ包み
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写真を撮ったものの、メニューの名前をわすれました。パイに包まれたのはクリームだったと思います。
おいしくて、先を急いでしまいます。

高級感があり、値段はそこそこ、とりあえず、今回のように三皿のコースで一人50ユーロくらいから。
給仕さんの客あしらいは丁寧で、一人でも、家族でも、ロマンチックにカップルでも気持ちよくたべられます。


Ristorante Giglio
Piazza del Giglio 2 Lucca
火曜休み。
12:30ー14:45、19:30ー22:30

テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

ルッカ:生パスタの店

トスカーナの一都市、ルッカで毎年秋にコミックスフェアが開催され、世界中からゲストが呼ばれ、イタリア中からファンが集まる一大イベントです。
毎年、日本からのゲストのお世話をします。
たまに夕食のお供が無い時、喧騒を離れて静かに一人の時間を過ごしたくなる時があります。

そんな時にぴったりなのがこの店、
CIBO E CONVIVO
です。(店名クリックで公式サイト)

店名は「食べ物と共存」という意味。
生パスタ屋さんです。


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ルッカ旧市街のメインストリート、「コルソ・ガリバルディ」にあります。
生パスタを買って、家で調理するもよし、調理してもらったものを持ち帰るもよし、店内で食べるもよし。
私は持ち帰りです。

スーパーに押されて昔ながらのパスタ屋さんが店仕舞いをして行った時期がありましたが、最近ではこのように、店内で食べることもできる形にして、新しい外食形態ができているようです。同時に家での調理用に生パスタを 購入することもできます。

この店は「INーPASTA」というチェーン店です。


生パスタ見本(の一部)
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手前左が「グリーンピースとツナのラビオリ」、奥の左が「ほうれん草とリコッタのラビオリ」、手前右が「フシッリ」、右奥が「スパゲッティ」です。

私は…
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「ほうれん草とリコッタのラビオリ」にルッカの羊のチーズと胡椒というシンプルなものにしました。
原材料が美味しい時は、凝ったソースで材料の味を壊したくありません。

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とりあえずお皿に移し替えます。
一人で宿で食事する時、店の入れ物で直接食べると「ぼそぼそと」食べることになって侘しいですからね。

お供のビール
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生パスタ屋さんで買った地元のビールです。
大麦、ビールホップの他に野生のオレンジも入った、フルーティなビールで、辛めの羊のチーズと良いコントラストでした。

CIBO E CONVIVO
Corso Garibaldi, 50
55100 Lucca – LU

0583 082966
info@in-pasta.it

テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

ルッカの郷土料理のみのレストラン IL MECENATE A LUCCA

今年もルッカのコミックスフェアへ行ってきました。
ゲストのお世話をする、という事は、ルッカコミックスの事務所がゲスト用に予約するレストランを楽しめるという事です。
尤も、ルッカでハズレは無いのですが。

8年前からルッカへ行くようになって、今回初めて行ったレストランがここ。
IL MECENATE A LUCCA (イル・メチェナーテ・ア・ルッカ)

上の写真はメニューの表紙です。この店の入り口の絵が表紙になっています。
TINTORIAーLAVANDERIAと書いてあります。洗濯屋のことです。この店舗が開店した時の看板を職種が変わってもそのまま使ってるのが面白い。

メニュー(第二の皿のページです)
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この店は「伝統的ルッカ料理」を売り物にしてます。
グローバルが広がり、世界各地のスパイスを駆使した「シェフの創作料理」を売りにする店が増えている中、なんだか地に足を着けたこだわりが小気味良く感じました。

二枚続きの下の写真はメニューの1ページ目。材料をどこから仕入れているかのリストです。野菜、チーズ、ワイン、パスタ、どれもルッカとその近郊の家庭規模の、つまり手作りの農家、酪農家ばかりだそうです。

第一の皿(炭水化物)
ペンネッテのズッキーニとイノシシ
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メニューに無い料理。ズッキーニはあまり主張が強くないのでどんな材料とも共存できます。今年は気候が良くて、夏野菜のズッキーニも結構遅くまでできて、農家からの採れたてズッキーニでした。
ルッカはトスカーナの一部、狩が盛んでシビエは郷土料理です。

I testaroli di Pontremoli con olio nuovo e pecorino di Castelvecchio di Compito
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料理名は材料とその原産地の名前の羅列なので訳しても意味が無いので解説をここに書きます。
最初の「I testaroli di Pontremoli」、testaroliテスタローリはルッカの郷土料理のパスタの名前です。元は古代ローマと言う話もあるそうです。Pontremoliはピエモンテ州との境にある地名です。
小麦粉を水で練ったものを、特殊な鍋状のもので熱した円形の、サルデーニャのパンやアラブのパンに似た形状をしてます。この店では今や二軒しか無くなってしまったと言う昔ながらの方式で作る所から仕入れています。

↓その作業風景の動画


料理名の後半「pecorino di Castelvecchio di Compito」、pecorino はヒツジのチーズ、 Castelvecchio di Compitoは地名です。

テスタローリを茹で、生のオリーブオイルとヒツジのチーズを粗く削ったものをかけるだけ、と言う簡単料理です。
簡単料理は材料の味が命。
美味しかったです。

第二の皿(タンパク質)
イタリア式の食べ方ではこの第二の皿に添えの野菜を取るのが普通です。この店では、第二の皿にタンパク質と添えの野菜を一緒につけるメニューを用意してます。もちろん、この他に野菜を取りたければメニューにあります。

日本人ゲスト二人と来たので、ここは三種類とってシェアしました。
STRACOTTO DI MANZO AL VINO ROSSO DELLE COLLINE LUCCHESI CON PUREA DI PATATE
牛肉のルッカの丘の赤ワイン煮込み、ジャガイモのピュレ添え

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料理の名前だけで食べたくなりませんか?
グツグツと煮た牛肉は柔らかく赤ワインが染みて美味しい。ジャガイモって美味しいのはほんとに美味しいですよね。それのピュレと牛はよく合います。

CONIGLIO NOSTRANE ARROSTO MARINATO ALLE ERBE AROMATICHE, CON FAGIOLO MALATO DELLA LUCCHESIA
地元ウサギのローストの薬味マリネ、ルッカの病豆

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「病豆」は直訳です。赤いから病なのでしょうか。

PICCIONE ARROSTO IN LETTO DI INSALATA
鳩のロースト、サラダ床
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シビエが得意な場所柄なので、ゲストに味見をしてもらおうと珍しいであろう鳩を注文しました。
珍しすぎてあまり食べる気になれなかった様で、失敗。主に私が食べました。
ただ、鳩は鶏と違って脂肪分が少ないのでパサパサ気味で、実はあまり好きでは無いのです。

次回は、テスタローリと牛肉の赤ワイン煮で行こうと思います。

写真に撮りませんでしたが、お供はもちろんルッカの赤ワインです。



IL MECENATE A LUCCA
Via del Fosso, 94 - 55100, Lucca (LU)
Tel.: 0583 511861

テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

サッと旅行: フィレンツェ

見所の多いフィレンツェですが、事情によってはゆっくりできない場合もあります。
一泊しかできないけど、という方をご案内して「サッとめぐり、フィレンツェ」してきました。

ウッフィツィ美術館
特に美術に興味が無い人でもルネッサンスの傑作が集まったここを素通りはやはり罪というものでしょう。

オンラインであらかじめ切符(バウチャー)を買っておくと時間の節約になり、予定を立てられます。バウチャー購入時に入場の日時を指定するからです。

さて…

有名、超有名、あまり有名では無いものが大量にあるので全部見ると何時間もかかります。「サッとめぐり」では超大事なものだけみます。

これ



ボッティチェッリの「ビーナスの誕生」
同画家の「春」もここにあります。

超有名なものだけ求めて歩いても、どうしても他の作品展示の部屋を通ります。
古代ローマの彫刻
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手をあげてる彫刻ばかり集めてあります。
「年代」とか「テーマ」とか「発見された場所」で展示するのがアカデミックなやり方だと思いますが、「ポーズで集める」というのは新しいというか、なんか好感が持てます。古代ローマの彫刻達が急に身近になる感じです。

これも↓
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食べるのも旅では大事。

ジェラート

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食べる
昼ごはんは通りがかった小さなトラットリアでとりました。
古そうな看板が気に入りました。
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メニューはあれこれ考えないで「ビステッカ・フィオレンティーナ」。フィレンツェ風Tボーンステーキです。
夢中で食べてしまったので写真は撮り忘れました。
小さな店でキッチンの周りにテーブルがある感じです。それほど高くなく、美味しい肉を食べさせてくれました。
Trattoria le MOSSACCE

泊まる
美術の街でデザインホテルに泊まるのはいかがでしょう。

Dedo Boutique Hotel
Via Montebello 7, Santa Maria Novella,
50123 Firenze, Italia
Email:info@dedohotel.it
Tel: +39 055 2381210

鉄道駅からアルノ川に向かった途中にあります。
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モノトーンでまとめてます。

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小さな建物で、エレベーターがありません。お洒落だから許す。

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いちいちお洒落

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シンプルなシングルベッド

朝食
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イタリア式朝食を選んでエスプレッソコーヒーとコルネット(クロワッサン)。いつもはつけないフルーツサラダも取りました。コンチネンタル式でハムやチーズが欲しい人はそうできます。

オブジェ
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朝食の食堂脇の壁。新聞紙で作った動物の頭が可愛い。皮肉も。

フィレンツェを発つ前に、「フィレンツェに一泊しかできない方」の趣味でビンテージショップへ行きました。
ウィンドウのマネキンが着ていたロングドレスをお買いになりました。似合ってました。
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歩き疲れたらタクシーを呼びましょう。
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「サッとめぐり」も重くなくてなかなかいいかもです。

テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

ローマでティーラミ・スー、ローマで魚料理

ティラミスというイタリアのお菓子刃すでに日本でも有名ですね。
(実際の発音は「ティーラミ・スー」です。「私を立ち上がるのを助けて」という意味です。イタリアで「ティラミス」と発音するとわかってもらえませんのでご注意)

1960年からティーラミ・スーとして有名になったのがこちら。
POMPI(クリックでサイト)
ポンピさんです。
ローマに5店舗、ロンドンに1店舗あります。

私が行ったのはこちら、バチカンにほど近い場所にあります。
POMPI Cola di Rienzo(クリックでサイト)

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ティーラミ・スー

お店には色んな種類のティーラミ・スーがあります。
私は手前のいちごのティーラミ・スー、連れはクラシックのティーラミ・スー。
どちらも美味しかったです。持ち帰りもできますし、店内で食べることもできます。

ローマでイカスミ
連れがどうしてもイカスミスパゲッティを食べたい、と言うので、ネットで日曜でも開いてて、かつイカスミがある店を探して…
見つけました。

「クルード・コット・マンジャート(生、煮た、食べた)」
住所:(クリックでグーグル・マップが開きます)Via dei Fulbi 65 Roma
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ローマ旧市街から外れた一般住宅街にあります。

魚介料理専門のレストランで、店名の「クルード(生)」は生魚介も提供するという意味です。

前菜

ムール貝の前菜
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ムール貝をオリーブオイルとにんにくと唐辛子をいれたフライパンで火を通します。貝から出汁がたくさん出てスープ状になります。
パンをちょっと焼いてブルスケッタにして添えています。これをスープに浸して食べるといくらでも入っちゃいます。

第一の皿

ブッラータのラビオリにパセリのフライ、鰯のマリネとボッタルガ乗せ
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パセリのフライと組み合わせるのがみそですね。美味しかった。

イカスミにはしゃぐ連れ
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ここではスパゲッティではなく、トンナレッリという卵で練った四角い切り口の長いパスタに合わせます。

デザート二種
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伝票
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第一の皿が二皿、サラダ、温野菜、ムール貝、生牡蠣三個、グラスワイン1,水1.デザートはごちそうしてくれちゃって、計56ユーロ。
約7千円でした。
質を考えると安い部類に入ります。
ぜひ、また行きたい店です。

名刺の裏。
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レストラン内で撮影した写真をFACEBOOKに上げてレストランのタグをつけたら5%引きだそうです。
レストランのFACEBOOK
Crudo,Cotto Mangiato

テーマ:イタリア - ジャンル:海外情報

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midoroma

Author:midoroma
中年からでもできるよね、夢の実現。

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